Columnコラム

2015.2.10

変化する髪質の対処法2「内的要因」

ヘッドスパ風景1

季節により変化する髪質は、扱いにくく悩まされている方も多いと思います。何が原因なのでしょう… 今回は前回につづき「内的要因」の対策についてご紹介します。

原因2 内的要因

髪は主にCMCとケラチンタンパクからできていて、内的要因はこの毛髪内部の構造にあります。

CMC

CMCには「保湿」「柔軟性」「薬剤の浸透」などの役割があり、タンパク質の隙間を埋めて存在しています。年齢と共に身体から潤いが減少するように、髪のCMCも減少していきます。すると、髪に空洞が発生しパンパンに詰まっていた状態からスカスカの状態に変化し、そのまま収縮してしまったような形で伸びていきます。CMCが減少した髪は 水分がなく乾燥し、ツヤもなく、髪が軽くなります。それがうねりやクセに繋がりまとまりの悪い髪になってしまいます。

ケラチンタンパク

ケラチンタンパクには「シスチン」というアミノ酸が存在します。シスチンは髪を丈夫にする大切な成分ですが、年齢を重ねることで徐々に減少していきます。年齢とともに髪が弱く傷みやすく変化してしまうのは、シスチンの減少が原因と言えます。その上、シスチンの減少した髪はパーマが掛かりにくくなってしまいますので、髪がまとまりにくい方には特に傷ませないようケアしながらの施術が大切になります。

対策 おすすめケア

ダメージはもちろん、乾燥やまとまりにくくなってしまった髪には、CMCやタンパク質を補給してくれる内部補修トリートメント「インフェノム」や「セリエ」がおすすめです。

対策 おすすめパーマ

パーマがかかりにくかったり、傷みやすかったり、乾燥しやすい髪の方には、弱酸性パーマがおすすめです。髪と同じ弱酸性なので髪への負担がほとんどなく、乾燥しやすい髪の方ももしっとり仕上がります。クセが気になる方には、弱酸性のストレートパーマがおすすめです。柔らかくとっても扱いやすい自然な仕上がりなのはもちろん、仕上がりのツヤとしっとり感がアルカリ剤の薬剤とはぜんぜん違います。触りたくなる髪になりますよ。

ヘッドスパ風景2

スタイリングが楽になる事で、髪への悩みやストレスがなくなります。理想のヘアスタイルに近づくと、気分が変わり毎日がもっとたのしくなると思います♪ 毎日のスタイリングでお悩みの方はぜひご相談ください(^^)

 

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