Columnコラム

2016.3.18

白髪の原因

白髪

白髪の原因はいろいろあると言われていますが、その一つの原因になっている活性酸素についてです。

髪の色素を作っているメラニンの元になるメラノサイトが活性酸素にDNAを損傷されてしまうと色素肝細胞の複製ができなくなってしまい、髪に色がつけられなくなり白髪が生えてしまうという原因もあります。つまり、活性酸素が多くなってしまうとメラノサイトのDNAが損傷を受け、白髪が多くなりやすくなるそうです。

活性酸素の種類

・スーパーオキサイドラジカル(O₂)

人体が持っている酵素SDOで消滅させられます。

・過酸化水素(H₂O₂)

人体が持っている酵素カタラーゼで消滅させられます。侵入した微生物などを殺す免疫の役割も持っています。

・ヒドロキシルラジカル(.OH)

活性酸素の中で最も反応性が高く、最も酸化力が高いので、周りの高分子を酸化させてしまう。活性酸素による多くの生体損傷はヒドロキシルラジカルによるものです。

人体はヒドロキシルラジカルに対応できる酵素を持っていないのです。

呼吸で酸素を体内に取り入れたりすることでも酸化しています。取り入れられた酸素の1~2%は活性酸素に変化します。活性酸素は本来体内に侵入してきたウイルスや病原菌を撃退してくれる大切な防御システムですが、いろいろな要因によって過剰に発生すると悪玉活性酸素に変化し、正常な細胞にまで攻撃をしはじめ次々に酸化させてしまいます。

細胞が酸化してしまうと病気を引き起こしたり老化の原因にもなってしまいます。活性酸素の発生原因は呼吸による酸素の1~2%、紫外線、ストレス、タバコ、食品添加物など・・・・

白髪を予防するためには活性酸素を除去してあげることが効果的ですが、活性酸素の発生を防ぐことは難しいです。

そこで活性酸素を除去してくれることで注目されているのが水素です。

水素がなぜ良いのか

水素は活性酸素による多くの生体損傷の原因となる悪玉活性酸素にのみ反応するので、過酸化水素による免疫の仕事に影響がないのです。

悪玉活性酸素(.OH)+水素(H)→無害な水(H2O)になり、悪玉活性酸素と化合して無害な水になって体の外に排泄できるんです。

さらに水素は生命エネルギーを作っているミトコンドリアのエネルギー源でもあるので、ミトコンドリアをより活発に機能させられ、疲れや老化の改善になるそうです。水などに入っている場合はとっても抜けやすいので、水素を摂る場合はどんな商品なのかをしっかり調べて摂ることをお勧めします。

まとめ

白髪の予防には

・活性酸素の発生源になるストレスを溜めない

・活性酸素を除去する

そして髪は頭皮から生えているので頭皮の状態も大切です。

例えば洗浄力が高いシャンプーで頭皮を洗い続けてしまうと、いい脂も流されすぎて乾燥してしまいます。乾燥して固い土では植物が育ちにくいのと同じで、乾燥した固い頭皮からは健康な髪の毛は生えにくいです・・・

乾燥しやすい冬、湿度の高い梅雨や夏などの気候や、頭皮の状態に合わせたシャンプーを選ぶことや マッサージなどで頭皮を動かし、血行を良くしてあげることも大切です。

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